トマトダイエットに物申す。~成功するダイエットって?~

ダイエット・スポーツ

最近、「トマトダイエット」なるものが世間を騒がしている。
う~ん、この言葉、何処かで聴いたなぁ、と思っていたら、その昔(08年頃)「朝バナナダイエット」という本が流行っていて、その流れで「夜トマトダイエット」なる本が出ていた事を思い出した。テレビなんかでも取り上げられて、ちょっと話題になっていたはずです。
ちなみに、「朝バナナ~」の本は、流行る前から我が家に有ったんだけどね。朝にバナナ食べる事が多かったので、
多分ね。

そもそも最近の「トマトダイエット」の始まりは、今月10日の報道が発端。
報道内容は【「京都大の河田照雄教授(食品機能学)らの研究グループが、トマトに含まれる物質(=「13-oxo-ODA」というリノール酸の仲間)が血中の中性脂肪の値を下げる(血糖値が約2割、血中の中性脂肪濃度が約3割減り、脂肪燃焼の指標となる直腸温も0・5度以上上昇)ことがマウスの実験で確認された。」との内容の論文を、アメリカのオンライン科学誌に発表。】とテレビのニュース等で大体的に報道していましたね。

でも、付け加えて以下の様な事も言っていたのですが・・・・・・
「人間に置き換えればジュース200ミリ・リットルを1日3回飲むのに相当する」
「ダイエット効果を確認するには、さらなる実験が必要」
「有効成分は確認されたが、これだけをサプリのように取るのではなく、トマトなど新鮮な野菜をたくさん食べることが大切」と話している。」

そう、まだダイエットに効果が有るとは言っていないし、新鮮な野菜を食べる事が大事、と言っている。
それに一日ジュースを三回も飲まなきゃいけない、とも言っている。有塩なら塩分が心配だろうし。
冷静に聞いたら、ちょっとツラいよな~と感じてしまうのは私だけでしょうか。

しかし、やはりと言っていいのか、“トマト”および“トマトジュース”は売り切れ続出。トマトで有名なカゴメの株価も上昇していると言う。その昔、仕事で食品を扱っていたので、もしその現場に居たら、多分トマトジュースを大量確保し、大量に販売していたでしょうね。本当にテレビの反響って大きいですものね。
でもね、昔も「キャベツ」「ホットココア」「バナナ」「きなこ牛乳」「りんご」等々、もう数えきれない程に、テレビやマスコミの影響で「フードファディズム」(=消費者が、ダイエットや健康等にに“良い”とされる食品に殺到する現象)はありました。
けれども、その食品を食べ続けて、ダイエットに成功した人は見たことがありません。一度だけでも体重が落ちたという人は見たことありますが、やはり“リバウンド”しちゃうんですよね、悲しい事に。

まぁ、トマトは美味しいし、栄養価たっぷりだから好きですよ。子供の頃は、あの中身のグシャグシャ感が苦手だったのですけれど。
ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養たっぷりですからね。

でも、食べ物だけでは、多分ダイエットは成功しないと思うのですよ。

結果が出る方もいらっしゃるのでしょうが、少なくても自分は食べ物だけで結果を出すことはできませんでした。
食べ物に気を遣う事は必要なのですが、むしろ、どう食べるか。つまり“食べ方”が大事なのだと思います。

この10年間で、何度も何度も、太ったり、痩せたりを繰り返していて、ようやくここ数年、体重が安定してそれに気が着いたという感じなのですが。ちなみに体重は、
身長183cm/70Kg→85Kg→75Kg→90Kg→100Kg以上→90Kg→110Kg→120?Kg→95Kg→80Kg前後(現在)そんな感じで推移しております。

ちょっと長くなりそうなので、その中身はまたの機会にでも書いていきたいと思います。

ちなみに、仕事中の昼ごはんは、毎日[大盛り]ですが、太りません。

“ご飯大盛り(500g)に麻婆豆腐と春巻き乗せ”丼

トマトだけに過熱するのも、ほどほどに。
お食事はバランスが大事です。

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