食材の事を考えよう #01 オリーブオイル編

食べ道楽

食材の事を考えよう#01●オリーブオイル編●

最近、オリーブオイルの話をしていたら「もこみち」の話を聞いた。速水もこみち氏の『MOCO’Sキッチン』(日本テレビ系「ZIP」にて放送中)内で、もこみち氏がやたらとオリーブオイルを使い、それがかなり面白いとの事。話を聞き、早速PCにて動画を見ると確かに面白い!!(検索すると動画のある事……話題なんですね。)正直、料理番組と言うより、お笑い番組だろうと思ったりする程。野菜を切る手際だけは感心してしまいましたが。

ただ、見ていて冷静に思ってしまった。【自分もオリーブオイルを大量に使う事】を。
独身時代、台所の壁一面にオリーブオイル(グレープシードオイルも有ったなぁ)の瓶が、所狭しと並んでいた程、オリーブオイルは欠かせなかったし、今でも我が家では、サラダ油やキャノーラ油などは使わず、オリーブ油かゴマ油しか使わない。正直、サラダ油や大豆油、まして変な特保の油と比較すると、オリーブオイルを使うだろうと思うのですよ。でも、意外に周囲では使用率が低い。

そんな感じだったので、突然ですがオリーブオイルの事を考える事にしてみました。

我が家のオリーブオイル。4Lありますが・・・・・・何か?
まぁ、業務用サイズなので使いやすさは???ですが。

1 オリーブオイルってそもそも何ぞや?

簡単に言うとオリーブ(果実)から抽出した、植物油の事。←そのままですが。
その特徴はオレイン酸と言う不飽和脂肪酸を多く含んでおり、酸化しにくいという油脂。酸化し易いという誤解が有るのですが、酸化ではなく、風味が損なわれやすいのが正解(多分)。結構、これを誤解している人は多いですね。良くお店の人でもそう言いますし。

2 じゃあ、オレイン酸とは?

オレイン酸って偉そうに良く商品説明に書いているけれど、良く分かりませんよね。簡単に言うと、凄い良いヤツ。
オレイン酸の働きの一つとして、①善玉コレステロールは下げず、悪玉だけを減らす効果があります。それによって動脈効果や心臓病、高血圧を予防する事に繋がる働きをすると言う事。つまり健康(に繋がるはず)。ただし、過剰摂取は何でもそうだけれど良くないと思いますが(オリーブオイルを好む欧州の人が、年取ってから太っているの見るし)。そして、胃での滞在時間が他の油脂よりも短いので、余計な胃酸が分泌されず②胃もたれ・胸焼けすることが少ない作用があります。自分も胃酸過多症だった時、オリーブオイルはその改善に役に立ったことも有りました(きっと)。まぁ、自分の場合は食べ過ぎやストレスが一番の原因だった気がしますが・・・・・・。そしてもう一つの効果、③排泄物を柔らかくして便秘を予防、解消する効果もあるらしいです。ただし、自分は毎日快便なので、実際にはその効果の程はわかりませんが。

3 エキストラバージンオリーブオイル と オリーブオイルの違い。

もの凄く簡単に言ってしまえば、エキストラバージンは、果汁としての香りが良好。品質も高い。
オリーブオイルは、簡単に言うと色々混ぜたもの。ヴァージンオイルに比べ品質は劣る。その為、過熱して使用する事に向いています。

4 保管方法

普通に使用していれば、風味は損なわれないし、まず腐らす事も有りません。
ただ、光(紫外線)に弱いので、冷暗所(暗くて涼しい場所=冷蔵庫ではありません)で保管しなくてはいけません。その様に保管していれば、品質には問題ありません。

5 イタリア産とスペイン産等の産地の違い。

だいたい、店頭で見かけるのは【イタリア産】や【スペイン産】等だと思います。
【イタリア産】…BOSCO(ボスコ/日清オイリオ)
…SOLLEONE(ソル・レオーネ/日欧商事)
【スペイン産】…Carbonell(カルボネール/讃陽食品工場=オリーブ・ピクルス等で有名)
スペイン産の方が生産量が多いのですが、日本にはイタリア産の輸入量が多く、オリーブオイル=イタリアのイメージがどうもありますね。
自分はスペイン産が好みです。どちらかと言うとフルーティーなオイルが多いと思います。イタリア産は、オリーブの種類が多々あり、メーカーで様々な種類が有るので、好みの物が有れば良いのですが・・・・・・。

等、本当に少々ですが、オリーブオイルの事を考えてみました。ちなみに自分は、ずっと主にピュアオリーブオイルを使用しております。実際、生で食す機会はどうしても少なく、加熱処理して使用する機会が圧倒的に多い事、そして何よりもお財布と相談してと言う事も有り、ピュアオリーブの方を常用しています。

 

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